「浜松バル」でLINE@を導入してみた ~その1~


みなさまこんにちは。浜松まちなかにぎわい協議会、回遊促進事業担当の伊藤です^^

気候もすっかり春めいてまいりまして、浜松城公園では桜がとんでもないことになっているとかいないとか…

twitter  #浜松城公園

さてさて、早速本題に移りましょう。
この記事では我々浜松バル実行委員会がLINE@を導入・活用した経緯を備忘録的に振り返っています。

全国でまちづくりや商店街活動をされている方々にとって我々のLINE@の活用事例が少しでも参考になれば幸いです。

【アジェンダ】

  • そもそも浜松バルって?
  • LINE@を導入しようと思ったきっかけ
  • 知らなかったLINE@の拡張性
  • 浜松バルLINE@に実装した機能
  • で実際やってみてどうだったか

 

そもそも浜松バルって?

皆さま、「浜松バル ほろ酔い祭り」という飲み歩きのイベントをご存知ですか?

→「知ってるよ」って方はスルーしてくださいm(__)m

浜松バルのような「街バル」と呼ばれるイベントは地域活性化と飲食店の集客支援を目的に食べ歩き飲み歩きして様々な飲食店を楽しむ大規模なグルメバルイベントです。
要はハシゴ酒イベントすな。

函館の「函館バル街」が発祥と言われており、その後全国各地へと波及していきました。

浜松近郊の都市でも街バルは開催されています。

ここ浜松では約8年前に肴町商店街で実施されはじめ、第16回目を迎えた今では浜松の中心市街地の飲食店約80店舗が参加するイベントとなりました。

具体的にどんなイベントかというと、お客様は当日受付所で首からぶら下げるチケットを購入。
そのチケットには3枚の券がついていて、提携店に行くとそのチケット1枚で1ドリンク&1フードが提供されます。

イベントマップには提携店で提供されるフードやドリンクの情報が掲載されていて、お客様はマップを見ながらどの3軒をまわろうかあーでもないこーでもないとワイワイやるもバルの楽しみです。

普段気になっているけどなかなか行く機会がないお店だったり、少し敷居が高くて入りにくいお店にも気軽に行けるとあって、毎回4000名以上の方に参加していただいています。

年に2回、3月と8月に開催をしていて、ついこの前3月6日~8日に第16回浜松バルが開催されました。
 

我々「浜松まちなかにぎわい協議会」は、肴町で始まった浜松バルをまちなか全体のイベントへと拡大させていくために、第8回から浜松バル実行委員会のメンバーに加わり、お手伝いをさせていただいています。

LINE@を導入しようと思ったきっかけ

まず、なんで浜松バルのイベントでLINE@なの?って思いません?
LINE@ってお店がお客様にタイムリーな情報を流したり、お得なクーポンを発行したりして店舗への誘引を図るツールだと思っている方、その通りです!

LINE@は店舗からのプッシュ通知を通じたLINEユーザーとのコミュニケーションツールという認識は間違っていません。

しかし、我々のようなイベントの主催者にとってのLINE@の導入にはちょっと違った目的があったのです。

それは…
 

イベント参加者やお店からの当日問い合わせ対応

です。

3日間の浜松バル開催期間中にはお客様や参加店舗から頻繁に連絡が入ってきます。
 

お客様からは、
「チケット引き換えは何時までやっていますか?」とか、
「今、〇〇っていうお店は混んでますか?」とか
「落とし物をしたのですが、届いていませんか?」とかいう連絡がいろいろ。
また、参加店舗からは、
「売れすぎちゃってメニューが変更になります」とか、
「めっちゃ行列ができちゃってるんで他のお店へ誘導してください」とか
「本日のバルメニューは規定数に達したんで終了します」とかいう連絡がいろいろ。

その連絡手段は電話

我々実行委員は開催期間中、いろんな役割を持ってあわただしくしています。
お店からの連絡は基本的にエリア担当の実行委員に連絡が入り、その情報を各受付所に共有して掲示板に掲示してチケット交換に来たお客様にお知らせをするのですが、当然のことながら既にチケット交換を済ませてしまったお客様にはお伝えすることができません。

そこで公式HP内のブログなどに投稿してお客様にお伝えしようとするのですが、あくまでお客様が能動的に情報を探しに来てくれないと伝わりません。

また
お客様からの連絡については受付所である肴町公会堂とコミュニティスペース「Any」に電話が入り、そこから実行委員でケータイで連絡をとりあって情報を共有していました。
また、施設の電話受付はチケット交換終了までの午後8時までしかできないので、それ以降の連絡については実行委員で3日間だけレンタルケータイを借りて各日担当を決めてその人が連絡を受けていました。
結構遅い時間に電話がくることもあり、担当の夜はドキドキしながら電話を持っていたのです。
しかも遅い時間に連絡が入ったからといって、実行委員1人でできることも限られるし、他の実行委員に相談しようにも遅い時間だと連絡するのが憚られる…

いっそのことケータイの電源オフったろか!?

何度そう思ったことか。

そんな不条理を解決するためのツールがLINEでした。

LINE@の「1:1トーク」という機能をご存知でしょうか?

LINE@ 1:1トーク
 

LINE@の友だち追加をしてくれたお客様と通常のLINEのように1対1でトークする機能です。しかもそのトーク内容は管理者の間で共有可能。

これだっ!

これがあればケータイを借りる必要もなく、実行委員の中で返せる人がメッセージを返せばよく、その情報は共有できるので各受付所への掲示にも即時対応可能。
しかも時間外に相談したい案件もLINE上で相談して決断ができる。←責任共有

こんなうまいツールが無料で使えるなら導入しない手はない。

夕方のおやつにと遠鉄百貨店本館地下1階で買ってきた「御座候(白あん)」を頬張りながら、私は思ったわけです。

…う~ん、導入のきっかけをお話しするだけで結構な長文になってしまいました。

続きはまた近いうちに書きます、

ではまた。

あ、もし
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