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2017年05月08日(月)

【まちなかストーリー】はままつ染め織りマーケット座談会 第3回「浜松織物チームの将来の野望は布のテーマパーク!?」

まちなかで活躍する人にスポットを当てて、そのヒトの街に対する想いや物語を紹介する「マチナカストーリー」。
今回は「はままつ染め織りマーケット」主催者のみなさまに、座談会形式でインタビューしました。全4回に分けて、毎週お届けしていきます。

今週は第3回「浜松織物チームの将来の野望は布のテーマパーク!?」」を座談会インタビュー形式で聞いていきます。

その他のまちなかストーリーの記事はこちら↓の記事からどうぞ
【まちなかストーリー】登場人物とインタビュー全記事まとめ

人物紹介

(左から) はままつシャツ/DM.Sae 水野さえ子さん
有限会社 ぬくもり工房 大高旭さん
染め紡ぐ浜松 廣上明子さん

ウェブサイト:

「はままつ染め織りマーケット」座談会形式インタビュー

今回のまちなかストーリーは5月20日、5月21日にAnyで開催される「はままつ染め織りマーケット」の水野さん、大高さん、廣上さんの御三方をお招きして座談会形式でインタビューを行いました。

歴史のある繊維の産地である浜松、今も匠の技で作られる浜松生まれの生地の良さを広めていく活動をされています。どんな方がどんな思いを持って活動しているのか、お話を伺っていきたいと思います。

「はままつ染め織りマーケット」とは?│はままつ染め織りマーケット
「遠州・浜松」は、とても歴史のある織物の産地です。 高い技術の「染め」「織り」で作られる生地から生み出される、多種多様なアイテム。 作り手からその思いを聞いて、直に触れてください。

普段では「見られない!」「聞けない!」ことがたくさん体験できる、『生地』 『作る』『売る』 すべてが産地ならでのマーケットを開催します!

第3回「浜松織物チームの将来の野望は布のテーマパーク!?」

ーーこのイベントの更に先のお話ですが、今後の将来の展望があれば聞かせてください

廣上:
私の場合は、ちょっと特殊ですよね。作り手でもないし。
注染とか織物とかもそうですけど、このままだとなくなっちゃうのはもったいないという個人的な思いが原動力なんです。

着る人が増えない限りはなくなっちゃうんじゃないかなって。だから、着る人を増やしていく事が産地を守る事になるのではないかと思っています。

私は今でも、いわゆる「着物好き」では決してないと思うんです。それを作っている人や職人さんが良い方ばかりで。だから好んで着ているというのが大きいです。
「私みたいな普通の人でも着物を着れるんだね」って、思ってもらう為にも。

大高:
今の思いって、本当に1番の思いだと思うけど、野心はないんですか?
野心を持ってないと将来、動けないと思うんですよ。

廣上:
それが、私はこれだっていうのがまだ定まっていないんですね。
限られている自分の時間の中でやっていて、仕事もしているでまだ将来大きな展望とかは無いんです。

にぎわい協議会の河合さんにも、「5年後にどうする」みたいなビジョンがないと、みんなついてこないよってよく言われるんですけど。

私が今やっている事も、みんなが着物を着るようになったら、必要がなくなるじゃないですか。なので、具体的な将来や展望はまだないし今はわからないですが、その時にみんなが喜んでくれているのが一番いいのかなと、そしてそれがずっと続いていく。

浜松まちなかにぎわい協議会
自分たちのまちは、自分たちの手で。「浜松まちなかにぎわい協議会」は、まちなか活性化に向けた民主体組織です。(遠鉄モール街ビルのAnyの管理をしていて事務局を構えています)

伊藤:
根底では、そこで収入を得て、循環させていく、好きな事をやっていく、好きな事を生活の糧になりながら。

廣上:
そうなったらいいなと思います。こういう活動も全部ボランティアででているので、本当は負担を少なくしてこれからも続けていくにはどうしたらいいのかな?ということをじっくり考えていかないといけない。

ただ、私は自分が作り手や繊維業界に属してないので、この立場を活かして宣伝や広報としてお役に立てるんじゃないかなとは思っています。つまり、専門家じゃないからこそ、好き勝手な事ができるし言えるという逆転の発想です。

自分の好きな事っていう形で発信できるのは、とても強みだと思います。

大高:
やっぱり、産地として継続できるような、僕は事業としてそういう風にしたいなって思いがあるですんけど、事業としてそうなりたいのと、産地としてこうあって欲しいというのが、少し違うんですよ。

全部がイコールしていかないので、事業としては健全な規模感のうちの会社があって、縫製工場があって、織り工場があって、染め工場があって…というそういうイメージはぼんやりある。

それと、産地を形成していく仲間たちはまた少し違うので。そこはなんとなく、一緒の様で違うと考えています。

でも、いろいろ考えた中で、それ1つやりながら、自分という人が認められていく事がやっぱり自分の野心かなって。違うところに行った時に、必要とされる様なネットワークだったり、経験できてくっていうのが、楽しめてるかなって。

あんまり、野心というのかな…ボロ儲けなんかはできないと思うし。

水野:
テーマパークみたいな、人が見られるのって聞いた時に私も、それが実現できる時にはお手伝いできる位の何かができていたらいいなとは思います。

廣上:
ちゃんと職人さんがそこで仕事をしていて、一般の人も見たり体験が出来るテーマパークはあって欲しいですね。
ちゃんと利益が取れるやつですよね、ただハコを作ってとかじゃなくて…

大高:
行政がやっている単純な箱物とかじゃなくて、もっと体験型でエンターテイメント性がある、人が来て見て楽しめる様な、そういう空間が。ちゃんと利益が取れるようにしてね。

水野:
シャツの縫製工場もやっていただけますか?

大高:
もちろん、ばか高いですけどね(笑)
そうそう、長野にある「かんてんぱぱガーデン」ってところがあって、近所の人がそこを散歩していたりとか、水汲みに来てたりとか、公園化してるんですよ。そういう場所は作りたいですね。そこに繊維が中心になっているという。泊まれたりとかもできて。

ただ商売としてやっていくのと、その中心に地域があってそこで暮らしているみたいな状態なのは、もう全然違うじゃないですか。普通に散歩していて、水汲みに来ていてという日常の中に産業があるという。

かんてんぱぱガーデン/かんてんぱぱ(伊那食品工業株式会社)
「かんてんぱぱ」ブランドの家庭用製品は、健康によく、料理も楽しむことができ、食経験の長い安全な寒天をもっと手軽に、もっと日常的に使っていただくために作られました。

まだみなさん知らない人の方が多いじゃないですか。実際にその職業の人が働いているところを見る場所や機会がないと、下の世代もなかなか育たないですよね。

大高:
そういう感じもちょっとあって。あそこの公園に散歩行って、(機織りの)音が聞こえているみたいな。そういう空間、いい場所があるんでね。
そういうのをどんどん、やっていきたいなって思いますけどね。

でも、今商売としてみんな苦しんでいるじゃないですか。
なので、もうすこし気を楽にできる状態になってきたなと言う実感を得ると、「健全にまわってきたなって」思って安心できますよね。

地産地消じゃないですけど、そういう風になった時に、たぶん、やっと思いっきり楽しめるんじゃないかなって感じますけどね。なので、早く”楽になりたい”。

伊藤:
水野さんはいかがですか?

水野:
はままつシャツと自分のブランドDM.Sae二つをやりはじめて6年目なんですけど、やっとその目的の違いが自分の中で整理がついたんです、やっと最近。

DM.Sae ~ 遠州織物のシャツ工房・浜松 ~
DM.Saeは服を着替えて こころを着替えるアイテムを風合い豊かな遠州織物の地元 浜松から提案しています~(水野さんがこちらでシャツを作っています)

だから、廣上さんのよく分からないっていう気持ちもすごくよく分かって。

私は自分のブランドDM.Saeでシャツを作っているんですけど、はままつシャツで私がやりたいのは、浜松にシャツがある風景を作りたかったんだなっていうことが、やっと分かってきた。

その中で販売ももちろん入っているし、そのシャツを着て歌を歌ったり、記念写真を撮ったりとか。そういう地元遠州の肌触りのいい、品質のいいシャツが生活のシーンに入ってくるような感じで、洗濯物がたなびいている様な、そういう風景を浜松に作りたかったんだなって。

DM Saeは、たなびいてもらえるようなシャツを作っていくっていうのが目的であって、目標でもあります。それで、そういう作り手が浜松の中で増えていく事っていうことを願っていて。

その中で、規模が小さくても「浜松にDM.Saeというブランドがあるらしいよ」って言われるように成長できたら良いなぁと思っています。
でも両方をこれから10年続けるのは大変だな、途中でどちらか引退するかもしれない(笑)

そんな感じでやっと、最近イメージの整理ができました。

ーーみなさん長い時間たくさんのお話ありがとうございました!

今回のまちなかストーリーは5月20日、5月21日にAnyで開催される「はままつ染め織りマーケット」の実行委員の水野さん、大高さん、廣上さんの御三方をお招きして座談会形式インタビューの内容でした。

歴史のある繊維の産地である浜松、今も匠の技で作られる浜松生まれの生地の良さを広めていく活動をされています。どんな方がどんな思いを持って活動しているのか、少しでも興味を持っていただけましたか?

さあ次は5月20日、5月21日の「はままつ染め織りマーケット」にぜひ足を運んでいただければ大変嬉しいです。普段身につけている「布」の魅力とすごさを再発見できることをお約束しましょう!

「はままつ染め織りマーケット」とは?│はままつ染め織りマーケット

「遠州・浜松」は、とても歴史のある織物の産地です。
高い技術の「染め」「織り」で作られる生地から生み出される、多種多様なアイテム。
作り手からその思いを聞いて、直に触れてください。
普段では「見られない!」「聞けない!」ことがたくさん体験できる、『生地』 『作る』『売る』 すべてが産地ならでのマーケットを開催します!



次回は最終回!
「5/20,21開催、はままつ染め織りマーケットの魅力と同時開催のまちなかイベント大集合な件」についてです!5/15に公開予定です。お楽しみに!

インタビューア:Any 伊藤
記事編集者:浜松つーしん  鳥居

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